研究業績

著書

〈単著〉

  • 松島のり子『「保育」の戦後史――幼稚園・保育所の普及とその地域差』六花出版、2015年

〈共著〉

  • 松島のり子「「保育マネジメント」をめぐる歴史の一端―保育施設の長に求められたこと」、国立大学法人お茶の水女子大学保育マネジメント研究会編『お茶の水女子大学 保育マネジメント ブックレット vol.2 ―保育マネジメントの現状と展望 2―』お茶の水女子大学附属図書館(E-bookサービス)、2024年、3-11頁(執筆担当)
  • 松島のり子「プロジェクト概要」、国立大学法人お茶の水女子大学保育マネジメント研究会編『お茶の水女子大学 保育マネジメント ブックレット vol.1 ―保育マネジメントの現状と展望―』お茶の水女子大学附属図書館(E-bookサービス)、2023年、3-4頁(執筆担当)
  • 神奈川県立総合教育センター編『神奈川県教育史 1945~1972 資料編(下)』神奈川県教育委員会、2023年、727-810頁(「第2部 第7章 保育・幼児教育」について、湯川嘉津美・松島のり子で資料採録、「注」執筆担当)
  • 松島のり子「保育所の対象・目的を規定した「保育に欠ける」をめぐる解釈の変遷」、幼児教育史学会監修/小玉亮子・一見真理子編『幼児教育史研究の新地平〈下巻〉―幼児教育の現代史―』萌文書林、2022年、102-126頁(執筆担当)
  • 神奈川県立総合教育センター編『神奈川県教育史 1945~1972 資料編(上)』神奈川県教育委員会、2022年、269-276頁(「第1部 第7章 保育・幼児教育」について、湯川嘉津美・松島のり子で資料採録、「注」執筆担当)
  • 松島のり子「平成の時代と保育 1989(平成元)年~2019(平成31)年――社会環境、制度・政策の変遷を中心に」「編集を終えて」、生方美恵子発行責任・須永由美編集責任『私たちの保育史 1989年から2019年 未来につながる礎として』東京都公立保育園研究会、2022年、11-44・214頁(執筆担当)
  • 松島のり子・山口直子「年表で見る社会と保育 1989(平成元)年~2019(平成31)年 30年間を振り返る」、生方美恵子発行責任・須永由美編集責任『私たちの保育史 1989年から2019年 未来につながる礎として』東京都公立保育園研究会、2022年、45-76頁(作成担当)
  • 松島のり子「幼稚園令」「幼保一元化/幼保一体化」「保育一元化論」「「幼稚園と保育所との関係について」」、中坪史典・山下文一・松井剛太・伊藤嘉余子・立花直樹編『保育・幼児教育・子ども家庭福祉辞典』ミネルヴァ書房、2021年、274-276頁(執筆担当)
  • 松島のり子「子ども・子育て支援制度の中の幼児教育・保育制度をめぐる課題」、秋川陽一・藤井穂高・坂田仰編『幼児教育・保育制度改革の展望――教育制度研究の立場から』教育開発研究所、2020年、109-127頁(第6章執筆担当)
  • 松島のり子「幼稚園におけるコミュニティ・スクールの導入を考える」、池田幸代・田中謙編著『マネジメントする保育・教育カリキュラム』教育情報出版、2018年、36-39頁(執筆担当)
  • 松島のり子「日本における保育の歴史2―戦後―」、伊藤潔志編著『哲学する保育原理』教育情報出版、2018年、60-64頁(執筆担当)
  • 松島のり子「第一園舎時代(明治9年~明治18年)」、松島のり子・吉岡晶子「資料 明治期の「附属幼稚園規則」の改正」お茶の水女子大学附属幼稚園編刊『お茶の水女子大学附属幼稚園創立140周年記念誌』2016年、14-19・20-21頁(執筆担当)

論文

  • 松島のり子「1963年「幼稚園と保育所との関係について(通知)」の政策的意図」、『お茶の水女子大学 人文科学研究』第19巻、お茶の水女子大学、2023年3月、77-89頁
  • 松島のり子「1966年「幼児教育の普及状況調査」の実施過程とその意義―幼稚園と保育所に関わる行政の連携に着目して―」、『お茶の水女子大学子ども学研究紀要』第10号、お茶の水女子大学子ども学研究会、2022年6月、1-12頁
  • 松島のり子「1963年の「幼稚園と保育所との関係について(通知)」をめぐる研究動向と課題」、『お茶の水女子大学 人文科学研究』第16巻、お茶の水女子大学、2020年3月、169-181頁
  • 松島のり子「神奈川県立幼稚園の設立と展開――横浜幼稚園を事例として」、『お茶の水女子大学 人文科学研究』第14巻、お茶の水女子大学、2018年3月、199-213頁
  • 松島のり子「保育の環境と領域「環境」の関係に関する一考察」、『人間発達研究』第31号、お茶の水女子大学人間発達研究会、2016年12月、1-16頁
  • 松島のり子「1970年代後半の横浜市における保育施策―横浜市幼児問題協議会を事例として―」、『福山市立大学教育学部研究紀要』第4号、2016年2月、105-115頁
  • 松島のり子「1960~70年代前半の横浜市における市立幼稚園設置をめぐる議論」、『お茶の水女子大学 人文科学研究』第11巻、お茶の水女子大学、2015年3月、135-147頁
  • 松島のり子「戦後日本における幼稚園・保育所の普及とその地域差の実態―石川県の2市1町における公立保育施設の設置・認可を事例として―」、『幼児教育史研究』第6号、幼児教育史学会、2011年11月、1-15頁
  • 松島のり子「東京都における幼稚園・保育所の普及とその地域差の実態―公立保育施設の設置を中心に―」、『PROCEEDINGS 16 Grant-In-Aid Research Awards(公募研究成果論文集 2010年度)』、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」、2011年7月、109-119頁
  • 松島のり子「戦前期石川県における保育施設の設立―幼稚園と託児所の設置状況を中心に―」、『人間文化創成科学論叢』第13巻、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科、2011年3月、289-298頁

そのほか

  • 〔報告記録〕松島のり子「未完の高度成長×保育政策史研究」、山本和行・森田智幸・井上快編『日本教育史往来』No.266、日本教育史研究会、2023年10月、2-4頁
  • 〔報告要旨〕松島のり子「戦後保育・教育史像の構築にむけて――高度成長×保育政策+新たな視点」、吉野剛弘・森田智幸・山本和行編『日本教育史往来』No.264、日本教育史研究会、2023年6月、3頁
  • 〔記録〕松島のり子「指定討論Ⅱ」(シンポジウム記録「幼児教育史研究の成果と課題――『幼児教育史研究の新地平』の検討を踏まえて――」)、『幼児教育史研究』第17号、幼児教育史学会、2022年11月、65-68頁
  • 〔図書紹介〕松島のり子「太田素子・湯川嘉津美編『幼児教育史研究の新地平―近世・近代の子育てと幼児教育―』上巻」、『人間教育の探究』第34号、日本ペスタロッチー・フレーベル学会、2022年7月、81-84頁
  • 〔書評〕松島のり子「加藤繁美著『保育・幼児教育の戦後改革』」、『幼児教育史研究』第16号、幼児教育史学会、2021年11月、43-47頁
  • 〔書評〕松島のり子「松山 鮎子 著『語りと教育の近代史 児童文化の歴史から現代の教育を問い直す』」、『教育学研究』第88巻第3号、日本教育学会、2021年9月、468-470頁
  • 〔座談会記事〕ベルガー有希子・浜口順子・松島のり子・上坂元絵里・菊地知子・宮里暁美「座談会2020 今、大切にしたい私たちの「暮らし」」、『幼児の教育』第120巻第1号、お茶の水女子大学『幼児の教育』編集委員会、2021年1月、5-19頁
  • 〔図書紹介〕松島のり子「清原みさ子・豊田和子・寺部直子・榊原菜々枝『戦後保育はいかに構築されたか~福岡県における昭和20年代の保育所・幼稚園~』」、『幼児教育史研究』第15号、幼児教育史学会、2020年11月、106-109頁
  • 〔雑誌記事〕松島のり子「「子どもと医療と保育」の学び」、『幼児の教育』第119巻第2号、お茶の水女子大学『幼児の教育』編集委員会、2020年4月、32-35頁
  • 〔図書案内〕松島のり子「『日本の保育の歴史 子ども観と保育の歴史150年』 汐見稔幸・松本園子・髙田文子・矢治夕起・森川敬子」、全国保育問題研究協議会編集委員会編『季刊保育問題研究』第294号、新読書社、2018年12月、86-89頁
  • 〔図書紹介〕松島のり子「宍戸健夫著『日本における保育カリキュラム――歴史と課題』」、『幼児教育史研究』第13号、幼児教育史学会、2018年11月、48-52頁
  • 〔座談会記事〕宮里暁美・髙橋陽子・松島のり子・上坂元絵里・浜口順子「座談会2018 幼稚園教育要領が変わるとき」、『幼児の教育』第117巻第3号、お茶の水女子大学『幼児の教育』編集委員会、2018年7月、5-18頁
  • 〔論考〕松島のり子「幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂(定)とこれからの保育」、『幼児の教育』第117巻第2号、お茶の水女子大学『幼児の教育』編集委員会、2018年4月、46-49頁
  • 〔報告〕松島のり子「子ども・子育て支援新制度の研究動向からみた諸課題」(課題別セッションⅣ「子ども・子育て支援新制度をめぐる諸課題―「教育制度論」の観点からの再検討―)、日本教育制度学会『教育制度学研究』第24号、東信堂、2017年11月、166-167頁
  • 〔雑誌記事〕松島のり子「地域で育てる ふくやま子育て応援センター」、『幼児の教育』第116巻第4号、日本幼稚園協会、2017年10月、22-25頁
  • 〔研究動向〕松島のり子「保育・幼児教育制度の研究動向―「子ども・子育て支援新制度」を中心に―」、日本教育制度学会『教育制度学研究』第23号、東信堂、2016年11月、154-161頁
  • 〔書評リプライ〕松島のり子「書評にお応えして」、日本教育制度学会『教育制度学研究』第23号、東信堂、2016年11月、213-219頁
  • 〔論考〕松島のり子「保育の環境が纏う「時の経過」」『幼児の教育』第115第4号、日本幼稚園協会、2016年9月、58-62頁
  • 〔書評リプライ〕松島のり子「書評を読んで(書評 浅井幸子「松島のり子『「保育」の戦後史――幼稚園・保育所の普及とその地域差』を読んで」)」、『日本教育史研究』第35号、2016年9月、214-217頁
  • 〔図書紹介〕松島のり子「是澤博昭・是澤優子著『子ども像の探究――子どもと大人の境界』」、『渋沢研究』第25号、渋沢研究会、2013年1月、105-106頁
  • 〔研究ノート〕松島のり子「戦後日本における幼稚園・保育所の普及と統計にみる地域差―都道府県別経年変化・市町村別設置状況に着目して―」、『Proceedings 「格差センシティブ」な人間発達科学の創成=Science of human development for restructuring the “gap widening society”』第20号、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」、2012年3月、161-171頁

学会発表等

  • 松島のり子「こども家庭庁創設と幼児教育・保育制度への影響」、日本教育制度学会第30回大会課題別セッションⅠ「こども基本法の制定,こども家庭庁の創設を考える」(企画:藤井穂高・坂田仰)、茨城・筑波大学、2023年11月
  • 松島のり子「戦後保育・教育史像の構築にむけて――高度成長×保育政策+新たな視点」第41回日本教育史研究会サマーセミナー「高度成長期の子育てをめぐるネットワーク――つながりとしがらみの諸相」、東京・東京都立大学、2023年9月
  • 松島のり子「1963年「幼稚園と保育所との関係について(通知)」の地域における波紋」(ポスター発表)、日本保育学会第76回大会、熊本・熊本学園大学(オンライン開催)、2023年5月
  • 宮里暁美・浜口順子・松島のり子・辻谷真知子・内海緒香「明日の保育を拓く「保育マネジメント」の在り方(2)〜島の自然と文化を生かした園運営者の語りから捉えられること〜」(ポスター発表)、日本保育学会第76回大会、熊本・熊本学園大学(オンライン開催)、2023年5月
  • 松島のり子「1963年「幼稚園と保育所との関係について(通知)」の地域における展開―富山県を事例として―」、教育史学会第66回大会、埼玉・埼玉大学(オンライン開催)、2022年9月
  • 松島のり子「1963年「幼稚園と保育所との関係について(通知)」の政策的意図」(ポスター発表)、日本保育学会第75回大会、千葉・聖徳大学(オンライン開催)、2022年5月
  • 宮里暁美・浜口順子・内海緒香・辻谷真知子・松島のり子「明日の保育を拓く「保育マネジメント」の在り方(1)〜地域・社会に開かれた園運営者の語りから捉えられたこと〜」(ポスター発表)、日本保育学会第75回大会、千葉・聖徳大学(オンライン開催)、2022年5月
  • 松島のり子「加藤繁美著『保育・幼児教育の戦後改革』ひとなる書房、2021年 を読んで」(報告)、海外の幼児教育の研究動向を愉しみながらフォローする会(幼児教育史学会第17回大会関連企画)、東京・上智大学(オンライン開催)、2021年12月
  • 松島のり子「幼児教育史研究の成果と課題―『幼児教育史研究の新地平』の検討を踏まえて―」(指定討論)、幼児教育史学会第17回大会シンポジウム、東京・上智大学(オンライン開催)、2021年12月
  • 松島のり子「1963年「幼稚園と保育所との関係について(通知)」後の保育者養成」(ポスター発表)、日本保育学会第74回大会、富山・富山大学(オンライン開催)、2021年5月
  • Noriko Matsushima, The relationship between kindergarten and day nursery in 1960’s Japan, (poster), OMEP(Organisation Mondiale Pour l’Éducation Peéscolaire) Asia Pacific Regional Conference 2019, KYOTO TERRSA, Japan, September 2019
  • 松島のり子「「保育に欠ける」規定をめぐる解釈の変遷」、日本保育学会第71回大会、宮城・宮城学院女子大学、2018年5月
  • 松島のり子「子ども・子育て支援新制度の研究動向からみた諸課題」、日本教育制度学会第24回大会課題別セッションⅣ「子ども・子育て支援新制度をめぐる諸問題―「教育制度論」の観点からの再検討―」(企画:秋川陽一・坂田仰・藤井穂高)、東京・中央大学、2016年11月
  • 松島のり子「幼稚園・保育所の普及とその地域差の両義性」、第16回発達保育実践政策学セミナー、東京・東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター、2016年9月
  • 松島のり子「神奈川県立幼稚園の設立とその歴史的意義」、日本保育学会第69回大会、東京・東京学芸大学、2016年5月
  • 松島のり子・織田望美「戦時下の東京女子高等師範学校附属幼稚園――『日誌』の記録を中心に――」、幼児教育史学会第10回大会、東京・お茶の水女子大学、2014年12月
  • 松島のり子「幼稚園・保育所の現代史―「地域差」に着目して―」、日本教育史学会第593回例会、謙堂文庫・東京、2014年10月
  • 松島のり子「1970年代における幼児の教育・福祉の保障と公立保育施設設置をめぐる施策―横浜市幼児問題協議会を事例として―」、教育史学会第58回大会、東京・日本大学、2014年10月
  • 松島のり子「1960~70年代の横浜市における市立幼稚園設置をめぐる議論」、日本保育学会第67回大会、大阪・大阪総合保育大学・大阪城南女子短期大学、2014年5月
  • 松島のり子「戦後日本の保育普及と教育課程の関係―幼稚園の保育年限を中心に」、日本保育学会第65回大会、東京・東京家政大学、2012年5月
  • 松島のり子「戦後日本における保育施設の適正配置をめぐる施策―東京都渋谷区公私立幼稚園調整審議会の検討を中心として―」、教育史学会第55回大会、京都・京都大学、2011年10月
  • 松島のり子「戦後東京都における幼稚園・保育所の普及―3区市の保育施設設置動向を中心に―」、日本保育学会第64回大会、東京・玉川大学、2011年5月
  • 松島のり子「戦後日本における幼稚園・保育所の普及と地域差の実態―石川県を事例として―」、教育史学会第54回大会、東京・早稲田大学、2010年10月
  • 松島のり子「戦後石川県における幼稚園・保育所の設置―七尾市を事例に―」、日本保育学会第63回大会、愛媛・松山東雲女子大学・松山東雲短期大学、2010年5月