新着情報

「先生の推し本」に参加させていただきました。
子ども学コースがスタートしました。
研究室サイトをオープンしました。

松島研究室(幼児教育学、保育制度・政策)

乳幼児期は人間が生きるうえでの基礎を築いていく時期であり、子ども一人ひとりの育ちを豊かに導く環境をつくり出していくことは重要であると考えます。子どもをとりまく環境には、子どもに直接的にかかわるものから、間接的にかかわるものまで、さまざまな要素があります。保育に関する制度や政策もまた、日々の保育実践や子どもの育ちに少なからず影響を及ぼしています。

また、現在の保育制度が成立するまでには、多くの人びとが関わってきた歴史的変遷があります。さらに、国による制度・政策が講じられても、保育施設の普及や施設の状況は、地域によって多様な実態があります。国と各地域、現在と過去、制度・政策と実践などを往還しながら、保育の実態と、子どもや保育をめぐる課題の本質を捉える作業をていねいに重ね、これからの「保育」を考えていきたいと思っています。